身体を会社に例えてみる

皆様おはようございます。
恵比寿の完全紹介制サロンLotus position
管理調整士の蓮井です。

ピラティスでは、
決まったエクササイズがありますが、
お客様の状態や目的に合わせて、
そのエクササイズを分解したり、強度を上げたり、
カスタマイズをしながら行います。

久し振りに動く人や
これまで運動と縁遠かった人に
いきなり、ザ☆ピラティス!という感じのエクササイズを行うことはありません。
自分自身の身体をコントロールすることに慣れていなかったり、
「出来ないといけない。」という気持ちが先に出てしまったり、
身体全体をまんべんなく使う。という感覚が薄い状態で動いてしまいます。

そうすると、
勢いをつけて行ってしまったり、
使いやすい筋肉だけを使って動いてしまったり、
実際のピラティスの効果が半減してしまうことになります。

ピラティスの良いところは、
自分の持ちうる機能を、使いこなす。
というところです。

そうすることで、
沢山の筋肉が、自分たちの担当の動きを受け持ち、
みんなで身体を動かすので、とても楽なのです。

よく、身体を会社に例えるのですが、

よく動ける人は、
社員一人一人が社長(脳)の指示を明確に理解して、
他の人と連携しながら、自分の仕事を淡々とこなす。
そんな感じだと思います。

なんだか上手く動けないな~という人は、
すごく出来る社員や、
産休明けで、まだ仕事に慣れていない人や、
これまで頑張りすぎて、疲弊してしまっている人、
ポテンシャルは高いのに、あまり活躍できなくて、やる気をなくしてしまった人、
他の人の仕事まで請け負って、我武者羅に頑張る人、

などなどなど、、、

色々な人がまぜこぜになってしまった状態です。
社長(脳)の指示が上手く出せていなかったり、
指示を明確に理解していなかったり、
そんな感じです。

ピラティスは、
会社を立て直すために雇われたコンサルタントのように、
問題点を探り、明確な提案をして、自分自身で動いてもらう。
ということを行います。

最初は大変ですが、
ひとりひとりに働きかけ、
ひとり、ふたり、と動き出せば、会社が変わっていく。
という感じ。

脳も、どのように支持を出せばいいかを考えたり、
成功体験が積み重なってくるので、
徐々に、歯車が回り出し、軌道に乗っていきます。

そうすると、
身体全体が連動して動くようになり、
無駄な力が抜けて、日々の生活が快適になっていくというわけです。

トラブルを抱えてしまったり、
停滞してしまったり、
そんな状況を打破するのは、とても大変です。
でも、少しずつでも動いていけば、状況が変わっていくのも事実。

身体も同じです。

まずは、動いてみることから。
自分株式会社を、優良企業に育てましょう(^^)

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